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Paper Computing Project

2009 年 3 月 27 日

久々のエントリです。某所で執筆を開始したせいかこちらがおざなりになっていますが、時間をみつけて書いていくつもりです。

先月はTangible and Embedded Interaction(TEI) 2009にて発表・視察をしてきました。今年のTEIは、例年通りMITからの出席者が多かったこと、そして、スポンサーであるMicrosoft Researchからの展示が目立ったことが特徴でした。これから数回はTEI2009で見つけた研究について記事を書くつもりです。今日はLilypadのLeah Buechleyの新しい研究であるPaper Computing Projectを紹介します。

paper01.jpg

Paper Computing Projectは、プログラミング、ペインティング、ペーパークラフトの要素を組み合わせた新しいメディアを実現することを目的としている。このプロジェクトで開発されているpaper computing kitは、Lilypadと同様にArduino IDEでプログラミングが可能なATEMGA168を搭載したマイコン、バッテリ、スイッチ、LED、モーター、ピエゾスピーカーで構成されている。それぞれのモジュールは、底部に磁石が取り付けられていて、磁性塗料でペインティングされた場所に置けば、固定/通電が可能である。

paper2.jpg

Leahによれば、現在の問題点は、2点。一つは、磁性塗料の乾燥までの時間。磁性塗料は乾くまでに10-15分必要であるだけでなく、2度塗りが必要ば場合もある。もう一つは、抵抗の問題。磁性塗料の表面は5Ωの抵抗があるため、書き方、電圧の低下、通信スピードなどを考慮しなければならくなる。

Annotation

スケッチと言っているからにはやはりundoをどう実装するかがポイントになるのではないかと思いました。というのも、スケッチを使った思考の場合、鉛筆で何度も書いたり消したりすることによって思考がまとまると考えるためです。また、今後どういった方向へ帰着させるのかが気になります。石井先生がQAで「コンピューティグの本質はシンプルさと(複雑性を生み出す)アルゴリズムのバランスにあるが、どう思うか?」といった内容のコメントをしていました。確かに現状では、シンプルなだけで複雑な計算やインタラクションは不可能な気がします。まだプロジェクトは始まったばかりですし、ユーザの設定次第でどう仕様が変わっていくか楽しみです。

Idea

紙とコンピュータの融合

Meta Info

:: desiner
Leah Buechley
Sue Hendrix

::affiliation
MIT Media Lab

::Publications
Paints, Paper, and Programs: First Steps Toward the Computational Sketchbook
TEI 2009
Pages 9-12
Cambridge, UK

::URL
Leah Buechley

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