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This blog introduces interaction designs in the world!

Happy Wear

2010 年 1 月 14 日

今回も引き続きSIGGRAPH ASIA Art Garalleyネタ。AR+TシャツのHappy Wearです。

happywear.jpg

Camille ScherrerとJulien PiletによるAugmented Shirtsです。Happy Wearを着てスクリーンの前に立つと、様々なオブジェクトがTシャツから出現します。

Happy WearのシステムそのものはJulien Pilet(慶應義塾大学 斎藤先生の研究室に在籍するリサーチャーとのこと)が開発しています。具体的には、モデル画像と入力された画像の特徴点のマッチングを行っています。この時“geometric registration algorithm”という技術が使われていて、サーフェイスのジオメトリ構造をメッシュの形状から計算しています。これにより、任意の位置・角度で任意のキャラクターを出現させることができます。

Annotation

ARはARツールキットが当然ながら全てでないのですが、巷にはマーカーを使ったシステムが溢れています。個人的には、昔からマーカーが嫌いです。なぜならそこにマーカーが見えるから。生活空間or媒体に配置した際に違和感ありまくりです。マーカーが見えると、ARツールキット or reacTIVisionですか、とげんなりしてしまいます。この流れとは別に特徴点検出という手法があるわけで、今回のシステムはこちらに属します。

技術的に枯れてきたARは昨今様々なシーンで見られるようになりました。AR+モバイルではセカイなカメラやLayerがありますし、AR+PC(+webカム)では、AR試着室AR名刺も出てきました。また、プラットフォーム化の動きも進んでいます。これらはまだまだ様々な拡張の可能性がありますし、今後も様々な事例が登場するでしょう。

個人的な意見として、やはりこういうユーザエクスペリエンス主導のARは、ソーシャルに楽しめるものが良いと思っています。つまり同じ場所でみんなでライブ感を持って楽しむ、ということです。モバイル使ってひとりで試して、結果を誰かに送れるってのはあくまで現場でのユーザエクスペリエンスの補完にすぎず、buzzるための一要素に過ぎないのではないでしょうか。そういう意味でHappy Wearのように一見なんら特別な仕掛けがないように見えて、特定の場所で特別な体験ができるアイテムのユーザエクスペリエンスは魅力的に感じます。

Afterword

未踏プロジェクトが佳境です。

Meta Info

:: desiner
Camille Scherrer
Julien Pilet

::affiliation
Ecole Polytechnique Fe’de’rale de Lausanne
Keio University

::Publications
Happy wear
SIGGRAPGH ASIA 2009 Art Garalley
Pages 44-44
Year of Publication: 2009

::URL
HAPPY WEAR | AUGMENTED SHIRTS

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