the Sound of Touch
2008 年 9 月 12 日
今日は,Siggraph2007, CHI2007, CHI2008にて発表された物理刺激を用いた楽器である,the Sound of Touchを紹介します.
# 少しプライベートで動きがあり,ばたばたしております.
Abstract
the Sound of Touchは,ブラシで触れた実空間上のマテリアルの物理属性をもとに,サンプリングした任意のサウンドに対して,畳み込み効果(convolution)を付与した上で再生することのできる楽器である.ドラム用のブラシにはピエゾ素子(piezoelectric vibration sensor)がエンベッドされており,実空間上の任意のマテリアルに触れることで,対象の物理属性をパラメータとして抽出している.
the Sound of Touchでは,アコースティックな楽器の響きが,その楽器を構成しているマテリアルの物理属性により決定されていることに注目している.そして,マテリアルそのものを実世界上の任意のオブジェクトに求めている.
なお,本デバイスは,Ryokaiらのco-located madia captureと呼ばれるインタラクション手法を参考にしたものである.
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単にトリガとしてセンサからの値を使うのではなく,畳み込みのパラメータとして利用している点が秀逸である.この手法は,電子楽器において単純にセンサの値を1つのパラメータとして利用するのではなく,アコースティックな楽器がそうであるように,複数のパラメータを複合的に利用して(cross-coupled parameters),音を生成することを狙いとしているためである.
Idea
アクション/インタラクションを通じてモノの形/実世界を知る.
Meta Info
:: desiner
David Merrill
Hayes Raffle
::affiliation
MIT Media Lab
::Publications
The Sound of Touch: Physical Manipulation of Digital Sound
CHI 2008
Pages 739-742
Florence, Italy
April 5-10, 2008
::URL
The Sound of Touch
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